2008年12月14日日曜日

クリスマス

灰色に煙る街は
涙に溢れている
身を守るすべを知らない
子どもたちは
大人たちに
大人たちは
世界に
世界は
時代に
時代は
人に

もし 一輪の花を咲かせることができたら

地平線の彼方の空は晴れている
悪夢はいつか終わる
止まない雨はない
リンゴは必ず落ちる

もし 一輪の花を咲かせることができたら

澱んだ水に
足を取られても
汚れた世界で
生きることに切なくなっても

花を咲かせてみよう

歌が歌えるなら 歌を歌おう
絵が描けるなら 絵を描こう
ことばを綴れるなら ことばを綴ろう

花を咲かせてみよう

きっと誰かが
振り向いてくれるから

 

   2001/12/9 シタゴコロプロジェクト@ワークショップ

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