小学3年生のとき、初めて詩を書いて先生に褒められた。
調子に乗って、同じようなフレーズでテーマだけを変えたものを先生に見せたら、怒られた。
(同じなのに褒められて、同じなのに怒られて、同じなのに、同じなのに・・・・・・)
中学のとき、書いた詩が吉野郡の文集に載った。
また調子に乗って、テーマだけを変えたものを先生に見せたら、首を横に振られた。
(同じなのに、同じなのに、同じなのに、連詩のつもりだったのに・・・・・・・・・)
高校生になって、国語の先生にだけは印象がよかった。
文化祭のとき、自作の詩を展示する企画をしておきながら、間際になってばっくれた。
女の子が1人で頑張ってた。
(どうしてそんなことをしたんだろう、どうして、どうして・・・・・・・・・・・・)
大学へ行ったら、周りはそんなやつらばかりだった。
チャラチャラしたやつが寺山修司を語り、ゲンスブールを聞いていた。
玉座の意味すら知らなかった僕は、言葉を捨てた。
(リセット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・するつもりだった)
だけど、言葉から離れることができなくて、次第に拾いはじめた。
デザイナーの杉本さんに、碑文の案を頼まれて書いた。
今までに出会った人たちのことを思い出してください
今までに出会えなかった人たちのことを考えてください
この人生に感謝して
そして 安らかに眠ってください
とか
笑えたのも 泣けたのも
冗談を言えたのも 真剣になれたのも
いつもそばにいてくれたから
もう 触れることはできないけれど
いつでも思い出すことはできるのだから
や
嵐は過ぎ去った
もう 道に迷うこともない
あとは静かに眠るだけ
それに
大きな木が葉を落とし
幹を横たえることになっても
それで終わりというわけではない
新しい芽は必ず生まれるのだから
安心して おやすみ
「本出せるんちゃうん」
と言われて、謙遜しながらも嬉しかった。
韓国からの留学生ベイ君に、滅多に会えない彼女へ送るラブレターを頼まれて書いた。
前に君に会ったのは ○日前
会えない日が重なっていくたびに
僕の胸の苦しさも 重なっていく
たぶん 君も同じだと思うから
だから 2人で分かち合える
本当は
毎日君の声を聞きたいし
毎日君に会いたい
言葉にするのは苦手だけど
気持ちは伝わると信じている
君を信じている
苦しさは 半分
愛しさは 2倍
だから 2人でいられる
次に君と会えるのは ○日後
「すごいです。感動しました」
と言われて、ちょっと恥ずかしかった。
もしかしたらまた、調子に乗っているのかも知れない。
2001/6/3 アヴァンセリーディング会
2008年12月14日日曜日
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